ここ、2年あまりで莫大に遺品整理・遺品処理を行う会社が増えました。その背景には、引越し業者や運送会社・便利屋などがテレビの影響を受け、進出してきたと思われます。
これにより、遺品整理業者は2分化している傾向にあると感じます。
一つ目は、引越業者や運送会社が遺品処理サービスを行い始めた会社・引越しシーズン以外や運送の仕事が薄くなった時に一時的に遺品整理サービスを行う会社。
引越し業者や運送会社で働く会社員は物を運んだり積んだりするチカラ仕事は得意かとおもわれます。右から左へ移動するような機械的仕事に関しては自信を持っている会社さんも多いかと思います。だから、手間を少なくして短時間での作業中心で少しでも単価をおさえる手法をされるところも多いようです。
あまりに安い見積もりを提示する業者の中には
・作業員として外国人を雇っている。
・正規の処理をされていない。不法投棄の可能性も・・。
などが思い浮かんでしまいます。
ある引越し業者では、作業員を外国人を雇い安い費用で請け負うところがあります。会社の方針と作業員の質にもよりますが、作業をされている姿を見ていると、家具の運び出しで多少、壁や家具が傷ついても気にしない。とにかく早く作業を済ませることだけなんだなと思わずにいられない雰囲気がありました。とらえ方によっても良いも悪いもあるようです。
そして一番恐いのは、不法投棄をするような会社です。お客様からの遺品や家財には、故人様の名前や個人情報に関わる物があります。正規処理では、情報が漏れることはないですが、不法投棄されるようではのちのち何があるかわかりません。少し怪しいようでしたら、処理場で処理する数枚の写真を後でもらえるかどうか尋ねてみてもいいでしょう。
遺品整理を一時的にされている会社と遺品整理の専門会社との大きな違い
アフターサービスの充実さ
遺品整理後のハウスクリーニング/リフォーム/家屋の解体/不動産物件の売却/一部の遺品の運搬/遺品の一時保管/神棚・神札の返納/仏壇の魂抜き代行/消臭・消毒/一部の産廃処理/無縁仏の納骨/司法書士等の紹介
お客様のお声にお応えできるようなサービスも専門業者ならではでしょう。専門業者ともいえども、あまりここまで対応する会社は少ないかもしれません。
見積もりの正確さ
会社によって見積もりの出し方は全く異なります。トラック1杯でいくら、一部屋いくらとざっくり計算する会社も多いようです。しかし、実際にお部屋にあるお荷物を隙間なく丁寧に積んで何台分とはっきりわかる人はベテランの方でもいません。
丁寧な作業をする会社かどうかの判断は見積もり書の書き方ではっきりします。
誠実な会社は、何がいくらの費用がかかる。というのを一つ一つ書き出しています。ざっくり計算して数万円・数十万円と合計金額を出している会社は、作業も大まかでトラブルも多いでしょう。また、その場で見積り書を書き出さず一度持ち帰ってから提示するところも金額合わせをしている可能性もあるでしょう。
何故、この費用がかかるのかを一つ一つ説明をしてくれる会社こそ、信頼できる証です。
当社では、お荷物の種類の一つ一つ、作業スタッフ人件費・処分代・トラック使用台数・燃料費・立地条件によっての作業スタッフの人数の説明・家電リサイクルでお預かりするリサイクル費用・リサイクル品で買取物で当社からお客様にお渡しする金額 作業日数の説明等をその日にさせていただいております。
会社の方針・心得
他社の方針を指摘することができないのでここでは、私共の会社の方針を紹介したいと思います。
最近では、月に数件 リピーターのお客様や以前作業させていただいたお客様が知り合いに紹介していただき作業をさせていただくようなことが増えてきております。
一度、ご縁いただいたお客様からもう一度、ご連絡いただけることは、感謝の気持ちでいっぱいになります。
しかし、私共は、「遺品整理や孤独死後の遺品整理は、ご依頼する方が増えても決して喜んではいけない」というココロが絶対に必要だと考えております。それは、お電話してくださるお客様には、悲しみや痛みがあり、その悲しみや痛みの中で片付けなければいけない状況下にあることが多いからです。遺品というのは、ただの家財や物と とらえる人もいるかもしれませんが、故人様や遺族様の思い出の品であり、「生きてきた証」でもあります。だから決して粗末にできません。椅子一つにしても、故人様が日々の生活の中でいつもこの椅子に座り、微笑みのある生活を送った日・時に涙を流した日・親戚・家族と談笑した日・孫の成長を健やかにと願った日など故人様の思い出を感じることが大切と考えております。
私共はお客様に代わり、遺品を整理して処理場に持っていくわけですが、スタッフ全員 決して処分する物であってもゴミという言葉を使ったり表現や扱いをすることはないです。
故人様の遺品や家財をなくなく整理するわけであって許されるなら残しておきたいという気持ちがある遺族様がおられるということを、代表を含めて責任者・スタッフ全員にココロに刻んでいます。
遺品整理の専門業者は、正確で迅速な作業はあたりまえですがそれと同時に気持ちを感じる心と誠実さが必要ということだと思います。